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純チタンの物理的性質の特徴(鉄・アルミ・銅との比較)

チタンと他の金属との他の金属との物理的性質の比較からみる特徴

その①
融点が1668度と4つの金属のうちでは一番高い

その②
885度で同素変態して結晶構造が最密立方晶から体心立法晶に変わる

その③
密度が4.51g/cm3で鉄の半分しかない

その④
ヤング率は鉄の約半分であり、このことは同じ応力に対して鉄より2倍たわむ事を意味する。

その⑤
電気伝導度や熱伝導度は4つの金属の中で一番低く、つまり、最も電気と熱を伝えにくい実用金属である。

その⑥
熱膨張率は8.4×10-6cm/cm/℃で、18-8ステンレス鋼の半分、アルミニウムの1/3と小さい。

その⑦
磁化率が+1.25×10−6で鉄が強磁性体であるのとは対照的に常磁性体である

  純チタン アルミニウム
溶融点 ℃ 1668 660 1530 1083
結晶構造 HCP
<885℃

BCC
FCC BCC<830℃FCC HCP<885℃
密度 (g/cm3) 4.51 2.70 7.86 8.93
原子番号 22 13 26 29
ヤング率 (MPa) 10.43×104 6.91×104 19.22×104 11.67×104
電気伝導率(Cuに比べ、%)  

3.1 64.0 18.0 100
熱伝導率(cal/cm2/sec/℃/cm)  

0.041 0.487 0.145 0.923
線膨張係数
(cm/cm/℃,0〜100度)
8.4×10-6 23.0×10-6 12.0×10-6 16.8×10-6
比熱 (cal/g/C) 0.12 0.21 0.11 0.09
磁化率 +1.25×106 +0.65xx106 強磁性体 -0.086×106

※ ヤング率 (Young率) とは??

ものを引っ張ったときの 伸びと力 の関係から求められる定数です。 “曲げ剛性”“たわみ剛性”とも呼ばれます。

※常磁性体とは??

アルミニウムや空気などのように磁場の方向にわずかに磁化される常磁性の物質です。つまり弱い力で磁石に引き寄せられる。自分自身は磁石にならない。

※反磁性体とは??

銅、水のように非常に弱い力で磁石から遠ざかろうとする反磁性の物質です。自分自身は磁石になりません。

※強磁性体とは??

鉄、コバルト、ニッケルなど強く引きつけられる物質です。電磁石にして使うと自身で磁石になっています。つまり強磁性を持ち磁場の方向に強く磁化される物質です。ハードディスクなどに使われます。

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